近年流行が見られる呼吸器疾患で、春に多く、特に5歳~15歳の子供に頻発する急性熱疾患です。
主な症状
- 潜伏期を経て1~2日間の発熱、頭痛、筋肉痛等の全身症状が表われ、唾腺(主に耳下腺)に広がり、腫れ、痛みを誘発します。
感染経路
- 飛沫等による空気感染又は患者の唾液に直・間接的に接触する事で感染します。
潜伏期
予防方法
- 感染した子供は自宅で休養を取るようにしましょう。
- 唾腺の腫れから9~10日間は患者の唾液や呼吸器分泌物に汚染された物品の消毒を行いましょう。
- 帰宅後はすぐに手と足を洗い、うがいをしましょう。
予防接種名,接種方法
予防接種名 |
接種方法 |
MMR(おたふく風邪) |
- 基礎1回 : 生後12~15ヶ月
- 追加1回 : 満4~6歳
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※ Children should be vaccinated.
- ※ 疾病別の伝染可能期間は?
- - ジフテリア : 2回以上陰性となるまで
- - 百日咳 : 抗生物質投与後5日まで
- - はしか、風疹 : 発疹が現れてから5日まで
- - 流行性耳下腺炎 : 症状発現後9日まで
- - 猩紅熱 : 治療開始後24時間まで
- - 結核 : 治療開始後2週間まで
- - マラリア : 血液塗沫検査の結果、生殖細胞が発見されなくなるまで
- - 隔離治療の必要がない伝染病
- : 発疹チフス、黄熱病、日本脳炎、狂犬病、腎症候性出血熱、破傷風、レプトスピラ症、ツツガムシ病、B型肝炎、菌陰性肺結核